dmcr.tv 今週の見もの
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今週の見もの

2020/8/1  第383回
デモクラTV本会議

【今週の出演者】(敬称略)
司会:山口一臣(「THE POWER NEWS」代表、元「週刊朝日」編集長)

コメンテーター:
竹信三恵子(ジャーナリスト・和光大学名誉教授)
木下ちがや(政治社会学者、明治学院大学国際平和研究所研究員)
丸山重威(元共同通信編集局次長、元関東学院大学教授)

【項目】(11:00~13:00)
(1)臨時国会召集要求で総理は動く?
(2)大学生 我慢いつまで
(3)緊張高まる米中 尖閣は
(4)命の尊厳はいま
(5)黒い雨訴訟 原告勝訴
(6)六ヶ所村再処理工場にゴーサインも…

【内容】
(1)立憲民主党の安住国対委員長は、自民党の森山国対委員長と会談し、新型コロナウイルスの感染拡大や豪雨災害について安倍首相の説明を求めるため、臨時国会を召集するよう求めました。政府与党が応じない場合、憲法53条に基づき、臨時国会の召集を求める方針も伝えましたが、政府は招集に否定的です。それでも新型コロナウイルスへの対応を始め、混乱の中見切り発車している「Go To トラベル」問題、旅先で休暇を楽しみながらテレワークする「ワ―ケーション」構想の真意、アベノマスク追加配布計画など問題は山積しています。(東京新聞29日夕刊1面ほか)

(2)「小中高も会社も始まってるのにどうして大学は始まらないの?」「大学生はいつまで我慢すればいいのでしょうか」「旅行や飲食のキャンペーンが始まる一方で、大学生の日常は変わらず、学費も通常通り支払わなければいけない。おかしくないですか」…一人の女子大学生が切実な思いを描き、ツイッターに投稿したマンガが反響を呼んでいます。4月に入学したものの、これまで授業はすべてオンライン、一度も登校できていない学生が多く、さらに大学によっては後期もオンラインが決まっています。この現状を受け、休学や退学を決めた学生も多く、鬱になるケースも出てくる一方、生活費のためのアルバイト先が休業に追い込まれるなど、多くの大学生が苦境に追い込まれています。(東京新聞27日夕刊1面)

(3)中国政府が閉鎖を要求した四川省・成都市のアメリカ総領事館は27日午前、閉鎖が確認され、中国当局により接収されました。これはアメリカ政府がテキサス州ヒューストンの中国総領事館の閉鎖を要求したことに対する報復措置で、制裁の欧州によりアメリカと中国の対立は歯止めを失いつつあります。一方、日中関係では尖閣諸島周辺での中国公船の活動が活発化し、こちらも緊張が高まっています。(東京新聞27日社説、28日朝刊3面ほか)

(4)筋萎縮性側索硬化症(ALS)の女性患者に依頼を受け、現金130万円を受け取り、薬剤を投与して殺害したとして、二人の医師が逮捕されました。この事件に対し、石原慎太郎・元東京都知事が「切腹の際の苦しみを救うための介錯の美徳も知らぬ検察の愚かしさに腹が立つ」とツイッターで用語発言を行うなど優生思想の蔓延が指摘されています。そんな中、相模原市の知的障害者施設「やまゆり園」で入所者19人が殺害された事件から26日で4年が経過、現地では犠牲者への献花が行われました。(東京新聞24日朝刊1面、27日朝刊1面など)

(5)広島への原爆投下直後に放射性物質を含んだ「黒い雨」を浴びたのに、国の援護対象区域外だったことを理由に被爆者手帳の交付申請を却下したのは違法として、広島県内の男女84人が処分取り消しを求めた訴訟で、広島地裁は29日、請求を全面的に認める判決を言い渡しました。全員が被爆者と認定され、手帳の交付を命じています。行政側が認定の要件として主張してきた「科学的根拠」を司法が否定した形となり、国には衝撃的な判決となりました。(東京新聞30日朝刊1面ほか)

(6)原子力規制委員会は29日の定例会合で、青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場は、安全対策が新規制基準に適合しているとする審査書を決定しました。六ヶ所村の工場は核燃料サイクルの中核施設ですが、高速増殖炉「もんじゅ」の廃炉や、プルサーマル発電の遅れなどで、政策は行き詰っている上、運営する日本原燃も、放射性廃棄物の不適切保管が発覚するなど、その資質が疑問視されています。(東京新聞30日朝刊1面ほか)

【7月30日 午後記】

※トーク項目や内容は生放送のために、変更する可能性もあります。

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